学園理念

DSTYでの集団生活と教育は、次のような学園理念と価値観に基づいて行われます。

 

学園理念

 

当園のヴィジョンは、様々な言語・民族的ルーツを持つ児童生徒に、ドイツの制度に基づき、かつ国際的に通用する確かな卒業資格の取得機会を提供することです。それにより、将来、世界の主要コミュニケーション・学術言語を駆使し、グローバル社会で活躍できる人材の育成を目指します。学園コミュニティを構成するすべてのメンバーの多様性と違いを尊重するだけでなく、それが学園生活を豊かにすると捉える学園文化の醸成を目標としています。DSTYは「すべての人のための学校」です。以下のような理由で誰かが差別されることはありません。

  • 民族的ルーツ
  • 国籍
  • 宗教
  • 社会的地位
  • 言語
  • 学習能力
  • 障害
  • その他の違い

したがって、すべての児童生徒に平等な機会が保証されています。

 

生徒たちが自立した大人になれるよう、創造性を引き出すこと、自主的に活動させること、自分で判断する能力を身につけさせることを特に重視しています。

教育とは、そこに関与するすべてのグループ(保護者、児童生徒、教員)が密に協力しながら行い、成長の途上にある子どもたちに自らの能力を信じることを教えるプロセスであると考えます。

 

価値観

 

「繋がりを生み出す教育―東京横浜独逸学園」これが当園の公式学園モットーです。では何と何を「繋げる」のでしょうか。多様なバックグラウンドを持つ生徒たち、様々な文化、日本とドイツでしょうか。

これらはすべて、軽視できない大切な点です。DSTYの児童生徒の大多数はドイツまたは日本にルーツを持っています。またスイス、オーストリア出身の子どもも相当数在籍しています。ただしそれ以外にもルクセンブルク、ハンガリー、マレーシア、アメリカからの子どもたちもいます。数カ国語を話すことのできる生徒もまれではありません。DSTYでは20カ国以上の文化が出会い、これらがドイツ語とドイツの教育という共通項で一つにくくられる特殊な「人種のるつぼ」です。児童生徒の多様性を意識的にポジティブに捉え、当園の目指す「アクティブな多言語性」もあわせて、全員の異文化間能力を向上させる機会を創り出します。

「繋がりを生み出す教育」と言っても、出身ルーツの文化的要素だけを指しているわけではありません。学園コミュニティは児童生徒、教員、保護者、事務局、理事会その他多くのグループから構成されています。これらのグループはそれぞれ自らの利益・関心のために学園に関わっています。逆に、どのグループもDSTYが学校として機能するため、そしてDSTYにおける教育の実践のためになくてはならない存在です。様々なグループが、ひとつの大きなチーム、学校という大きな家族のように、学園における充実した教育のために力を合わせます。

別の見かたをすれば、「教育/教養」は大きなパズルと捉えることができます。「歴史」「英語」や「数学」等の科目の専門知識を組み合わせ、他方ではDSTYの伝える様々な価値をひとつにまとめるパズルです。「世界に対してオープンである」「自主的に行動する」「好奇心」「助け合いの精神」など、色々な価値=「パズルのピース」 が組み合わさって、教育の全体像をなしています。

パズルのピースが全部はまって完成した時、そこには自らの責任で行動することができ、必要な一般教養を備えた個人がいるはずです。

「繋がりを生み出す教育」このモットーが、あらゆる面において当園のあり方を簡潔に的確に表現しています。

DSTY学園プログラム(ドイツ語)